読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

♂日本の『ペッパー軍曹』は、こりだ!

ザ・フォーク・クルセダーズの『紀元貳阡年』は、1968年7月に発表さりた彼等のプロとしての唯一のスタジオ録音アルバムなんだけど、こりが、時代を経て遡ると、とてつもない作品だったのが証明さりたのさ。

斬新でそれまでにない仕上がりだよ。ビートルズが『拳銃』や『ペッパー軍曹』で取り入れたスタジオにおける編集技術に果敢に挑戦しているのさ。日本の音楽界では最初だよ。そこが、日本の『ペッパー軍曹』と評価する由縁なのさ。

しかして、視点を変えると他にも面白いトコが沢山あるアルバムなのだよ。まずは東芝よりの発売なんだけどリリース・レーベルがCapitolなのよ、もち米国のね。フォークルは日本の音楽家だし、別に米国で活動していた和氣ではない。して、他にもワイルド・ワンズ、ゴールデン・カップス、黛ジユン辺りがCapitol名義なのよ。

確認したわけではないけど、恐らく新規のフォーク、ロック、ポップス系のアーティストは洋楽系の扱いにしたのかもね。なのでレコードの価格もアルバムだと東芝本家発売の加山雄三は1500円なんだけど洋楽Captol名義だと2000円なんだよ。なんか解せないよね(笑)。

んだば、洋楽扱いなので、収録曲にも欧文のタイトルがついていて面白いよ。例えば「帰って来たヨッパライ」は「I Only Live Twice」だ。「悲しくてやりきれない」は「Unbearably Sad」、「水虫の唄」は脈絡のない「Im Happy Just To Be With You」、「さすらいのヨッパライ」は「From West With Love」、「コブのない駱駝」に至っては「Magical Mystery Camel」だよ(笑)。

手縄毛で、日本の『ペッパー軍曹』は、もち本家のビートルズの影響が散見している。なんつっても、大ヒット曲「帰って来たヨッパライ」は「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウイズ・ダイアモンズ」へのオマージュさ。エンディングで「ア・ハード・デイズ・ナイト」のフレーズが入るのは「愛こそはすべて」のエンディングの「シー・ラヴズ・ユー」だよね。

「悲しくてやりきれない」は「悲しみはぶっとばせ」が被るね。して、2曲収められている覆面グループ、ザ・ズートルビーだね。「水虫の唄」の音像は「ストロベリーフィールズ・フォーエヴァー」だな。

アルバム全体の構成やアプローチも、只のフォーク・グループのレヴェルは超越しているよ。それを1968年にやってしまったトコがフォークル(加藤和彦)の非凡なトコだったよね。

さらに内ジャケットでメンバーのパーソネルを極小のサイズで印刷して、虫メガネで御覧下さい。って注釈を表記している。こりはレノンとヨーコさんが知り合うきっかけとなった「Yes」を連想させるけど、レノンとヨーコさんの関係が公になるのは奇しくも、このアルバムがリリースさりた68年7月なので事前に情報を得る事は不可能なので、まったくの偶然なのよ。これぞ、神っているね(笑 )。

んで、本家のビートルズの米国盤はcapitolなので、これまた、何かの因縁だな。まっ、そんなこんなで、このアルバムは、日本のフォーク&ロック界に不滅の金字塔な作品な和氣よ、、、\(^_^)/